人生再出発

今日は短期アルバイトでした。

初日ということもあり、バイト先に早くつきました。
バイト先は、前から訪ねたかった「私が生まれた病院」が近かったので、足を伸ばして行ってきました。

タクシーで流しているときに、ナビの画面に、その病院名が出ていたので、
病院がまだ存在していることを知ってから、訪ねてみたいとおもっていたのです。

建物は建て替えていると思いますが、はじめてみる病院に感激しました。

アルバイトは９：００～１８：３０まで、ラインに流れてくる書籍の梱包作業でした。
一日中立ちっぱなしでした。
タクシーの座りっぱなしはカラダが痛くなりますが、立ちっぱなしも疲れますね。

３７歳で平日に短期アルバイトをしている人となると、
ちょっとワケアリのようにも思われそうですが、
職場は短期アルバイトが多かったので、そういった視線を感じることはありませんでした。

と、いいますか、タクシーセンターでの研修＆地理試験で、ワケアリおじさんたちを沢山見てきたので、
アルバイトする中高年者を、そういった斜めに見おろすようなことは、私にかぎってありません。

また自分が大学を出て１４年間サラリーマンをやってきて、
いまさら時給１０００円のアルバイトができるか、というプライドや意地ですが、そんなものはありません。

タクシーで、お客様にお乗りいただいただけ、歩合で給料をもらう、という経験をしたので、
決められた時間内、しっかり働けば給料がもらえるというのが、すごく「安定しているなあ」と思ってしまいました。

一日働いてもらう給料は、深夜のタクシー２時間で稼げる歩合給よりも低いです。
しかし、一生懸命働いてもらった給料なんだなあ、という充実感はかわりません。

７時半に家を出て
１９時半に帰宅して
風呂に入って汗を流し、
２０時から晩酌しながら食事をする。

汗をかいて働いたあと、テレビを見ながら食べる夕食、おいしかったです。

本来、このくらいペースで一日が流れてくれると、いいのですが、
人員削減、少数精鋭、短期間での利益追求、がトレンドとなっている、
サラリーマンの世界では、今日のような生活は望めないのかなあ、と思ったりです。

今朝、自分が生まれた病院を初めて見て感激し、そして、働くことの喜びと充実感を味わって帰ってきました。

出生地を訪れたことで、今日からまた、新しい人生がはじまったのかなあ、などと思ってもいます。

来週から、新しい職場でサラリーマンとして、人生再スタートします、
というか、人生を作り直すくらいの気持ちでおります。