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めざせメガドライバー

月商100万円をめざす新人タクシードライバーのブログ。
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乗務51日目:深夜のかけひき

GWの最後の出勤。
GWだから、お客様が少ないから、何か対策を立てたり、テーマをもってのぞまないと、
単にヒマだった、ということで終わってしまいます。
が、実際には、何も考えずに今日ものぞんでしまいました。

とりあえず、今日も文京区に向かうことにします。

最初のお客様は出庫してから1時間50分後、2組目のお客様は、さらに50分後にご乗車と、
やはり午前中はお客様が少ないです。

町には空車タクシーがあふれています。

なので、11時過ぎに、オリジン弁当を買って昼食。
ここまで午前中の成績は2組、2840円です。

今日の昼休みは長めの休憩をとります。
これは、法定休憩時間をクリアすることと、今日の午後からは行楽地からのUターンのお客様を期待できるので、夜の休憩は短めに取りたいからです。

13時、営業再開。

13時台 2組
14時台 1組
15時台 4組

と、文京区、北区、荒川区でお客様にお乗りいただくことができました。

16時台には、南千住から高速で銀座まで、という、これまたありがたいお客様。
銀座に着いたついでに、都心で営業をしたいところですが、
銀座地区はお祭りのため、18時まで歩行者天国になっているため、
ここで仕事をするのは、歩行者天国の場所を完全に把握していないので、むずかしそうです。

銀座から荒川区に戻ってくると、日暮里から、足立区方面のバスが、ほぼ満員状態です。
これは、行楽地から人が、自宅に帰ってきている、ということです。

この人の流れをうまくつかむことができれば、いい商売ができそうです。

そこで選んだ作戦、西日暮里駅の足立区・荒川区方面へのタクシー乗り場に並んでみました。
タクシー乗り場に並ぶのは、初めてです。

7台並んでいましたが、15分で私の番になり、お客様にご乗車いただけました。
これで、タクシー乗り場に並ぶタクシーが増えてしまった20時まで、2時間で5組のお客様にご乗車いただけました。
並んでいる時間を考えると、なかなか効率が良いのですが、この5組のうち、3組が660円、1000円を超えるご乗車は1組のみ、というのは、ちょっとしんどいところです。

20時半から21時まで夕食休憩。
上野の不忍池沿いで、コンビニでパンとジュースでの簡単な夕食です。

夜の営業ですが、これから西日暮里に行く手もありますが、
都心の状況も覗いて見たい、という気もします。

銀座に行ってみると、人がでているのですが、タクシーが少ない。
どうやら他のタクシーは青タン(23時からの割り増し時間帯)に備えて休んでいるようです。

銀座ですぐにお客様が見つかりました。
その後、銀座→秋葉原、秋葉原→錦糸町、錦糸町→錦糸町と、仕事がうまくつながりました。
21時台は4組にご乗車いただき、夜の部の第一ラウンドは順調です。

さて、夜の部、第二ラウンド、は、銀座に戻りました。
さっそく1組のお客様、お近くまでのご乗車いただきました。

22時半、銀座3丁目の昭和通りの路上にタクシーを止めてお客様を待つ、つけ待ち、を初めてやってみました。

すると、私の車の後ろに、赤いタクシーが止まって、つけ待ちをはじめました。
これは、私の車に対する営業妨害ですが、お互い、そうやって生きているのが、この業界です。
でも、他につけ待ちできる場所がたくさんあるのに、わざわざ私の後ろを選んで、
さらに横断歩道の上にクルマを止めているとは、これは、デキる人のやる行動ではないなあ、と思いました。

21時台には多かった人の流れも、22時台からはひっそりとしています。
どうやら銀座のこのへんのお客様の帰宅のピークは過ぎてしまったようです。
営業妨害の赤タクシーは10分ほどで、去って行き、私の車の50mほど先でつけまちをはじめました。
最初から、そうすればいいのにね。

つけまち開始から20分でお客様がご乗車、八丁堀まで660円。
これは、ビジネスホテルまでのお客様だったので、もう、銀座では、飲食しているお客様は期待できない、
と判断して、一路、西日暮里のいつものガード下をめざします。
30分ほど並んで、西新井までのお客様でした。

せっかく地元西新井にきたので、ここで一花咲かせておきたいところ。
駅から遠いバス通りを流していると、北千住までのお客様。
ここで、また西日暮里に並んでしまっても、すでに終電なので、タクシーの列は進まないことでしょう。
湯島界隈も空車タクシーで埋め尽くされているはずです。

なぜか五反野、綾瀬方面にいこうと、ひらめきました。
綾瀬では終電を待って空車タクシーがすごい長い列をつくっていました。
私は、その横をすりぬけ、客待ちをしているタクシーと逆方向に頭を向けて走りはじめたところ、お客様の手が上がりました。綾瀬→東綾瀬公園まで。

時間も1時になりましたので、もう今夜の営業も潮時かなと思いながらも、あと一仕事したいところ。

なぜかというと、今日もまだ2万円台。5月1日、3日と3出番続いて2万円台では給料が、厳しいです。

そんなことを考えていますが、目の前に「松屋」がありましたので、入ってカレーをいただきます。
夕食が菓子パンだったので、腹も減るわけです。(というか、のんびりやさんなのねオレ)

仕事を探しながら都心方面に向かって流します。
どの幹線道路も前に空車タクシーが走っています。
他の空車タクシーの後ろを走っていたのでは、お客様をゲッツできません。

前の空車タクシーが、自分の行きたい方向に進んでしまうのは避けたいところ。
タクシーの運転手はシンプルな思考の方が多く、他の空車タクシーの前を走りたいと思うようです。

そこで試してみた方法。
信号待ちで、私が左折したいのですが、前には空車タクシーがいます。
私が左ウインカーを出したら、前のタクシーは負けじと左ウインカーを出して左折することでしょう。

そこで、ウインカーを出さず、車線の右側いっぱいにクルマを寄せて止まり、「まっすぐ進みたいんだよ」という意思表示をしてみると、前のタクシーは、私のタクシーの前を走りたいために、まっすぐ進んでくれました。
私はゆっくり左ウインカーを出して、左折に成功しました。

逆に私がまっすぐ進みたいときは、信号待ちで車を左車線の左側に目一杯寄せて止まります。
すると、前で信号待ちしているタクシーは私の進路をふさぎたくなり、左折してくれます。

そんなことをしながら、文京区に入ったとき、お客様の手があがりました。
「白金台まで」
「恐れ入りますが、新人で道がわからないのですが、カーナビを使わせていただいてもよろしいですか」
「じゃあ、降りて、他のタクシーを探すよ」

お乗りいただけていれば5000円くらいの営収になりましたが、道がわからないので、仕方ありません。
また、こういう場合は、無理にご乗車いただいてトラブルになるほうが精神的に痛いです。

ということで、このままタクシー墓場になった銀座を通って洗車場に行き、会社に戻りました。

3出番続けて、30000円に届かず。
今月の給料も、すごく寂しい金額になりそうです。
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コメント
慣れましたね。
いつも楽しく拝見させてもらっています。
だいぶ、ドライブテクニック、拾客テクニック、マップ知識が上がりましたね。
今度、深夜になったら是非連絡したいと思います。
2007.05.07 at 17:25 by.s-miha [編集]
慣れたのかなぁ
いつもご覧いただきありがとうございます。
チョコボール向井ほどではありませんが、
すこしづつ夜のテクニックもあがってきました。
深夜残業のときは、ぜひご連絡を!
3時出発までなら、何とでも対応しますので!
2007.05.09 at 10:58 by.千兵衛 [編集]


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プロフィール
HN:
千兵衛
年齢:
54
性別:
男性
誕生日:
1969/09/26
職業:
新人タクシードライバー
趣味:
草野球
自己紹介:
転職してタクシードライバーを目指しています。
夢はでっかく、目標月商100万円。
好きな交差点名は「こんにゃくえんま前」
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