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めざせメガドライバー

月商100万円をめざす新人タクシードライバーのブログ。
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乗務52日目:GW明け、ハンターの集まるアスファルトジャングル

GW明けの平日です。
連休中のなじみの城北メインのまったりモードの走りにが染み付いたためか、平日の都心の車の流れに馴染めません。
というか、またGWの営収の凹みを取り返そうと、沢山のタクシーが殺気だった運転をしています。
これは連休中の他県ナンバーの走りよりもタチが悪いです。(舘ひろしさんが悪いのではありません)
このタクシーの多さは金曜日の午後のようです。

午前は江東区から新宿の病院まで、この時間ではありがたい長距離のお客様にご乗車いただきました。
無事、病院まで送り届けたのち、新宿区の幹線道路の要所、小滝橋に9時45分に着きました。
さて、どこに行きいましょう?新宿から明治通りを南下してゆくのが、スタンダードな攻めの営業ですが、私はあえて、得意な(好きな)豊島区目白近辺に足をのばしました。
これは連休が明けて、病院に向かうお客様の流れが、ココに、コノ時間にあるんじゃないかと考えたわけです。
目白、池袋、小石川近辺でお仕事が4件つながりました。(病院がらみではありませんでしたが。)
11時過ぎから、全くお客様の手が上がらなくなります。
このままJR中央線よりも北の地区(得意な地区)で、自分のカンを頼りにお客様を探すか?
あるいは、空車タクシーが多い日でもお客様が多いといわれている目黒・白金方面(右も左もわからない地区)に南下政策をとるか?
結局、南下政策にチャレンジし、お客様にお乗りいただきました。
タクシー乗務52日目にして、西麻布から目黒駅までのルートを覚えました。
その後、いきつけの内幸町、丸の内で営業、14時になりましたので、昼食休憩をとることとします。

昼休憩は幅の広い車道の脇に車を止めて、公園のベンチでコンビニ弁当を食べて、それから車に戻ってくつろぐのですが、私の車の脇をクラクションを鳴らして走る車の多いこと多いこと。
そんなにやっきになって働いてドウスルノ?
今日で今月度の出番も締めですが、今日1日あがいたところで、連休の2万円代×3出番で4万円台を割ってしまった売上は、取り返せるものでもありません。
GWすぎだからってわけじゃないですが、最近デビューしたと思われるタクシーも散見されます。
こんな日は総合的に考えると、無理無茶をせず、無事に帰るのが一番に思われま
す。
さて私は、港区、中央区、千代田区の主要3区をまだマスターできていません。
特に中央区の日本橋地区と、新橋、虎ノ門以外の港区が苦手です。
なので弱点克服ってわけじゃないですが、今日は港区を攻めよう!
港区でも六本木、赤坂、麻布といった横綱・大関クラスではなく、関脇だが決して負け越さない、白金、芝地区を攻めてみました。
さすが関脇、お客様がいらっしゃいますね。

さて、夜の部です。
夜の部は銀座1~4丁目を回遊して攻めているのですが、昼からのタクシー洪水に加えて、道路を使った工事や道路掃除が21時からにいたるところでおこなわれています。これでは私は営業ができません。
道路工事関係の車のほか、道路清掃車、パトカー、消防車、救急車もひっきり
なしにでてきます。「♪どんどん出てこいはたらくくる~ま~」がたくさん見れました。

珍しい車といたるところの道路工事に気を奪われていてはいけません。
仕事、仕事です。

銀座だダメなら、選んだ選択肢は、「西日暮里」での地元営業。
30分に1回、私の車に乗ってくれて、荒川を越えてくれれば1500円、1時間で3000円の仕事。
夜の営業単価としては低いですが、何にもできないよりはマシです。
銀座では、わが社のタクシーを呼ぶ無線がビンビン鳴っていますが、私はまだ無線許可がでていないので、指をくわえて聞き流すほかありません。
西日暮里で5回営業で、0時半を過ぎました。
乗禁明けの銀座に突入です。

時間に東京の地名が入った歌では
『渋谷に5時(鈴木雅之&菊池桃子)』
『原宿6:00集合(モーニング娘)』
などありますが、

東京のタクシードライバーが歌うなら、
『銀座1:00に突入』です。

しかし、この突入作戦、今日は不発でした。
タクシーが多く、お客様が少ないです。

1:20 一組目のお客様、銀座→江東区まで
2:00 二組目のお客様、銀座→秋葉原まで

これで今日は店じまい、洗車センターで車をビューティーUPさせて、
あとは燃料を満タンにすれば、今日はおしまい。
ということで走り出すと、お客様の手があがりました。

江東区から品川区まで、です、ラッキー。
これが今日で一番の大仕事(高額の仕事)となりました。

営業回数28回で、4万円まであとチョットという営収になりました。
他のタクシーが多かったので、思うように営業がつながらなかった日ですが。
なんとか無事に帰ってこれてヨカッタです。

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乗務51日目:深夜のかけひき

GWの最後の出勤。
GWだから、お客様が少ないから、何か対策を立てたり、テーマをもってのぞまないと、
単にヒマだった、ということで終わってしまいます。
が、実際には、何も考えずに今日ものぞんでしまいました。

とりあえず、今日も文京区に向かうことにします。

最初のお客様は出庫してから1時間50分後、2組目のお客様は、さらに50分後にご乗車と、
やはり午前中はお客様が少ないです。

町には空車タクシーがあふれています。

なので、11時過ぎに、オリジン弁当を買って昼食。
ここまで午前中の成績は2組、2840円です。

今日の昼休みは長めの休憩をとります。
これは、法定休憩時間をクリアすることと、今日の午後からは行楽地からのUターンのお客様を期待できるので、夜の休憩は短めに取りたいからです。

13時、営業再開。

13時台 2組
14時台 1組
15時台 4組

と、文京区、北区、荒川区でお客様にお乗りいただくことができました。

16時台には、南千住から高速で銀座まで、という、これまたありがたいお客様。
銀座に着いたついでに、都心で営業をしたいところですが、
銀座地区はお祭りのため、18時まで歩行者天国になっているため、
ここで仕事をするのは、歩行者天国の場所を完全に把握していないので、むずかしそうです。

銀座から荒川区に戻ってくると、日暮里から、足立区方面のバスが、ほぼ満員状態です。
これは、行楽地から人が、自宅に帰ってきている、ということです。

この人の流れをうまくつかむことができれば、いい商売ができそうです。

そこで選んだ作戦、西日暮里駅の足立区・荒川区方面へのタクシー乗り場に並んでみました。
タクシー乗り場に並ぶのは、初めてです。

7台並んでいましたが、15分で私の番になり、お客様にご乗車いただけました。
これで、タクシー乗り場に並ぶタクシーが増えてしまった20時まで、2時間で5組のお客様にご乗車いただけました。
並んでいる時間を考えると、なかなか効率が良いのですが、この5組のうち、3組が660円、1000円を超えるご乗車は1組のみ、というのは、ちょっとしんどいところです。

20時半から21時まで夕食休憩。
上野の不忍池沿いで、コンビニでパンとジュースでの簡単な夕食です。

夜の営業ですが、これから西日暮里に行く手もありますが、
都心の状況も覗いて見たい、という気もします。

銀座に行ってみると、人がでているのですが、タクシーが少ない。
どうやら他のタクシーは青タン(23時からの割り増し時間帯)に備えて休んでいるようです。

銀座ですぐにお客様が見つかりました。
その後、銀座→秋葉原、秋葉原→錦糸町、錦糸町→錦糸町と、仕事がうまくつながりました。
21時台は4組にご乗車いただき、夜の部の第一ラウンドは順調です。

さて、夜の部、第二ラウンド、は、銀座に戻りました。
さっそく1組のお客様、お近くまでのご乗車いただきました。

22時半、銀座3丁目の昭和通りの路上にタクシーを止めてお客様を待つ、つけ待ち、を初めてやってみました。

すると、私の車の後ろに、赤いタクシーが止まって、つけ待ちをはじめました。
これは、私の車に対する営業妨害ですが、お互い、そうやって生きているのが、この業界です。
でも、他につけ待ちできる場所がたくさんあるのに、わざわざ私の後ろを選んで、
さらに横断歩道の上にクルマを止めているとは、これは、デキる人のやる行動ではないなあ、と思いました。

21時台には多かった人の流れも、22時台からはひっそりとしています。
どうやら銀座のこのへんのお客様の帰宅のピークは過ぎてしまったようです。
営業妨害の赤タクシーは10分ほどで、去って行き、私の車の50mほど先でつけまちをはじめました。
最初から、そうすればいいのにね。

つけまち開始から20分でお客様がご乗車、八丁堀まで660円。
これは、ビジネスホテルまでのお客様だったので、もう、銀座では、飲食しているお客様は期待できない、
と判断して、一路、西日暮里のいつものガード下をめざします。
30分ほど並んで、西新井までのお客様でした。

せっかく地元西新井にきたので、ここで一花咲かせておきたいところ。
駅から遠いバス通りを流していると、北千住までのお客様。
ここで、また西日暮里に並んでしまっても、すでに終電なので、タクシーの列は進まないことでしょう。
湯島界隈も空車タクシーで埋め尽くされているはずです。

なぜか五反野、綾瀬方面にいこうと、ひらめきました。
綾瀬では終電を待って空車タクシーがすごい長い列をつくっていました。
私は、その横をすりぬけ、客待ちをしているタクシーと逆方向に頭を向けて走りはじめたところ、お客様の手が上がりました。綾瀬→東綾瀬公園まで。

時間も1時になりましたので、もう今夜の営業も潮時かなと思いながらも、あと一仕事したいところ。

なぜかというと、今日もまだ2万円台。5月1日、3日と3出番続いて2万円台では給料が、厳しいです。

そんなことを考えていますが、目の前に「松屋」がありましたので、入ってカレーをいただきます。
夕食が菓子パンだったので、腹も減るわけです。(というか、のんびりやさんなのねオレ)

仕事を探しながら都心方面に向かって流します。
どの幹線道路も前に空車タクシーが走っています。
他の空車タクシーの後ろを走っていたのでは、お客様をゲッツできません。

前の空車タクシーが、自分の行きたい方向に進んでしまうのは避けたいところ。
タクシーの運転手はシンプルな思考の方が多く、他の空車タクシーの前を走りたいと思うようです。

そこで試してみた方法。
信号待ちで、私が左折したいのですが、前には空車タクシーがいます。
私が左ウインカーを出したら、前のタクシーは負けじと左ウインカーを出して左折することでしょう。

そこで、ウインカーを出さず、車線の右側いっぱいにクルマを寄せて止まり、「まっすぐ進みたいんだよ」という意思表示をしてみると、前のタクシーは、私のタクシーの前を走りたいために、まっすぐ進んでくれました。
私はゆっくり左ウインカーを出して、左折に成功しました。

逆に私がまっすぐ進みたいときは、信号待ちで車を左車線の左側に目一杯寄せて止まります。
すると、前で信号待ちしているタクシーは私の進路をふさぎたくなり、左折してくれます。

そんなことをしながら、文京区に入ったとき、お客様の手があがりました。
「白金台まで」
「恐れ入りますが、新人で道がわからないのですが、カーナビを使わせていただいてもよろしいですか」
「じゃあ、降りて、他のタクシーを探すよ」

お乗りいただけていれば5000円くらいの営収になりましたが、道がわからないので、仕方ありません。
また、こういう場合は、無理にご乗車いただいてトラブルになるほうが精神的に痛いです。

ということで、このままタクシー墓場になった銀座を通って洗車場に行き、会社に戻りました。

3出番続けて、30000円に届かず。
今月の給料も、すごく寂しい金額になりそうです。

乗務50日目:タクシー悪行三昧

今日からGW後半の始まり。
GWはヒマだ、と聞いているので、この、ヒマ地獄の始まり、らしいです。

8時に出庫し、一路、文京区を目指します。
会社のそばは、その近辺をホームタウンにしているタクシー会社が、かなり強引な営業をしてきます。
朝だというのに走っている車の前に割り込んだり、Uターンをしたりして、お客様をゲッツしてゆきます。
なので、こんなところで数少ないお客様を奪い合うのはコワいので、文京区を目指すことにしました。
また、文京区からなら、タクシーを使って、お出かけする人も多い、と思ったからです。
この読みが当たったのか、8時台に文京区で2組ご乗車いただけました。
その後、豊島区からは、新丸ビルまでのお客様。
12時までに計5組のご乗車、8820円の営収です。
思ったよりもナカナカいいペースです。

そうニンマリしながら営業をつづけますが、12時を過ぎてからパタンとお客様に出会えません。
空車で走ること1時間半、13時半をすぎましたので休憩をとることに。
オリジン弁当を買って、桜並木の下のベンチでお日様をあびながらの昼食。

1時間の休憩ののち、営業再開。
15時台 文京区、台東区、荒川区とお客様がつながり、なんと4組のご乗車、
16時台 大手町でご乗車、しかし、これからが、GWの始まりでした
17時台、1組
18時台、1組
お客様が、少ないです。
お客様に比べて多いのが、クルマ、それも、他県のナンバー。
川崎、横浜、相模、千葉、習志野は当たり前、
土浦、水戸、つくば、とちぎ、宇都宮、山梨、群馬、新潟なんてのも走っています。
函館、神戸、岩手、名古屋、なんての遭ったときは、車間距離をいつもの倍とって、近寄らないようにします。
たぶんカーナビの指示だと思うのですが、急に止まったり曲がったり、コワイです。

夕食休憩を30分とって、夜の営業開始。

。。。。また西日暮里に来てしまいました。

列に並んで30分待って、15分ご乗車いただいて、15分で西日暮里に戻ってくる、
という1時間1組ペースの仕事です。
同じ作戦をしている、地元のタクシーも多いです。
列にならんでいるのをいいことに、クルマから降りて、近くのコインパーキングで小便をする姿もよく見ました。
僕らは道路をお借りして商売しているのに、道路やその近辺で立小便をするとは何事ぞ!

立小便目撃が悪運をよびこんだのでしょうか、妙なお客様も多かったです。

居酒屋から出てきたところにちょうど私のタクシーが通りかかったようで、飛び乗ってきた、高齢の女性2名さま。
「アナタと飲めて今夜は楽しかったわ。人生65年で最高の夜だった」
など、酔っ払い特有の大げさな会話、
一人が降りると、残った一人が、窓も開けずにタバコを吸い始めました。
車内はタバコの煙が充満して、目が痛いです。
お客様が降りられたあと、マドを全開にして5分走りましたが、タバコのニオイは消えません。

その後、住宅街を走っていると、他の会社のタクシーが一時停止を無視して交差点に飛び込んでくるのにでくわしました。
お客様が少ないから、急いで営業したいのはわかりますが、交通ルールは守らないとね。

西日暮里営業も終電が終わって引き際の時間になったので、足立区内をふらふらと流してみました。
マイナーなバス通りで、お客様にお乗りいただきました。北千住まで。
荒川を越えるのでメーターが上がるので、ありがたいお客様です。

このお客様にお乗りいただいているとき、またもタクシーの悪行を目撃、というか、体験しました。
深夜1時半、一番左の車線で、信号が青に変わったので交差点を直進したところ、歩道で手をあげるお客様が。
それをみつけた、右車線のタクシーが私の車の前に突然割り込み、こちらはお客様を乗せているのに急ブレーキです。

立小便、一時停止無視、割り込み、と同業者のマナーの悪さにあきれました。

でも、悪いことばかりではありません。

今日はチップを3回、合計700円いただいちゃいました。

営収は、今日も悲しい2万円台でした。

乗務49日目:からっぽの都心

世間はゴールデンウィーク突入ですが、タクシードライバーは公共交通機関という使命を追っているので、お休みも従来のローテーション通りです。
しかし、GWに出勤する、ということは、歩合給のタクシードライバーにとっては、オイシイ出勤であるはずもなく、出勤当初から、今日は「負け犬モード」です。
8時に出庫しますが、今日も、眠いです。
昨日は公休日だったのですが、十分、眠って休養しているのですが、眠いです。
なので、お客様が乗ってこないといいなあ~と、思いながら、都心に向けて走りはじめました。
都合よく、お客様にも会わずに、都心のいつもの休憩場所にたどりつきました。
とりあえず、ここでひとやすみ、まだ8時40分です。

昨日は振り替え休日だったし、GW中なので、今日は午前中のお客様は期待できないなあ、という、ネガティブな読みがあっての、休憩です。

10時から営業開始。しかし、都心は人影まばら。
最初のお客様は文京区は後楽園で11時15分にご乗車いただけました。

11時台に2組、
12時台に2組、ご乗車いただきました。

ご乗車いただいても、メーデーのデモによる交通規制での渋滞で、車は進まずにメーターがあがる、という、とってもモウシワケナイ状況でした。

13時、昼食休憩をとります。
休憩までには乗車4組、4640円です。さびしい数字、時給800円です。
都心のコンビニに弁当を買いにいきましたが、コンビニも弁当の発注を抑えていたようで、弁当は2~3種類しかありません。

14時、午後の営業開始。
1組、お乗りいただいきましたが、やはり都心には人が少なく、次のお客様がみつかりません。

15時時すぎ、運転していても、疲れるだけなので、車を止めて、今日、早くも3度目の休憩。

都心にお客様が少ない、ということは、都心の夜の繁華街にのみに行くお客様も、少ない、
銀座で飲んでタクシーで帰るというお客様も、全く期待できません。

そんなことを考えて、16時過ぎに営業再開。休憩を3回とって、合計休憩時間も法定休憩時間をクリアしたので、あとは今日はひたすら働くことができます。

16時台、3組
17時台、1組
18時台、1組
19時台、2組

長距離のお仕事ではありませんが、なんとか、1時間で平均2組程度、ご乗車いただけました。

さて、さみしい夜の始まりです。
都心で飲む人は少ない、ならば、狙うのは、交通の便が悪いところへ、タクシーを使って帰宅する人。

ということで、地元、西日暮里で営業開始。
足立区の北のはずれ、に行ったかと思えば、その帰りには足立区の東まで行くお客様にご乗車いただけたり、
下町での仕事がうまくつながりました。
結局、この西日暮里営業がらみで、4時間で9組、ご乗車いただけました。

で、肝心の営収ですが、3万円まであと2組、というとことでした。
20時間働いて、この成績、時給に直すと。。。。むなしいので直したくありません。です。


乗務48日目:無念の5656

GW初日の土曜日です。
GWはタクシーはヒマな日、らしいです。
土曜日の出勤はひさしぶりなのですが、GWでさらにヒマな土曜日ということで、
戦う前から、戦意消失状態で、今日は「低め」の目標に向かってガンバルことにします。

朝、会社を出てから1時間半、ひとりドライブ(空車)で、ようやく1組目のお客様をゲッツしました。
すでに車は文京区に入っていました。
今日も作戦は、城北地区での営業です。

1組目のお客様にお乗りいただいてから、お客様がうまくつながります。
途中、名門小学校の父兄参観が終了したようで、小学生+父母がたくさん出てきたのですが、
タクシーには乗ってくれません。
子供さんの普段の通学路を体験することが目的のようで、皆さん最寄り駅までバスに乗って行ってしまいました。

正午までに8組、9200円の営収となりました。
これは平日と比べてもなかなかいいペースです。
(しかも出庫から1時間半は空車だったので)
2500円の料金のお客様に、500円もチップをいただいてしまいました。やっぱり文京区の客層は私に合うみたいです。

昼食休憩もとりたいところですが、土日は昼間が勝負なので、休憩時間を後ろ倒しにして、営業に励みました。

今日も私の好きな春日通りをひたすら、北に東に流します。
流しているときは、一番左車線を、40kmくらいで、ゆっくり走ります。
ほかの空車タクシーが、私を追い抜いては前に割り込んで、私を待つお客様を奪おうとします。
でも、私も負けませんよ。というか、私には春日通りのタクシーの神様が味方についているかのような気がします。
車を止めて窓を拭いて発車すると、すぐにお客様がみつかったり、
他のタクシーに前に割り込まれた直後に、お客様をゲッツできたりするからです。

15時過ぎ、急きょ、雨、風、雷と天候が一変します。
こういう天気の時は、走って稼ぐ、それがタクシーです。

一番雨のひどい時間は、池袋から、後楽園の場外馬券場までのお客様をお送りしました。
お客様を、外堀通り沿いの馬券場前までお送りすると、目の前で警察官が手招きをしています。
「えーっ!駐停車禁止違反とかで、キップ切るつもりなのかよ」
と思って渋々誘導にしたがうと、お客様用の席のドアを開けろ、との指示。
なんと雨やどりしているお客様を、私のタクシーにご案内してくださったのです。
なかなかイイトコロあるじゃないか、お巡りさん!

雨降り営業のおかげで昼食は17時、このとき営収は19000円。
これは平日と比べてもいいペースです。
連休はタクシーはヒマだといわれましたが、今日は今まで、ナイスなペースです。

食後、上野方面で営業。
「浅草のゴロゴロ会館までいってほしいんだけど」
というお父さんにお乗りいただきました。
しかし、ナビで調べても、地図をみてもゴロゴロ会館がみつかりません。
お客様も場所をご存知ないそうです。
「新人ならわからなくっても仕方ないね」といって、お客様は快く、他のタクシーにお乗換え下さいました。
悔しいのであとで調べたところ、浅草のゴロゴロ会館は、正しくは「雷5656会館」。
この名称なら地図にも載っていたし、ナビにも登録されていました。

さて、私たちタクシードライバーは法定の休息時間をとらなくってはなりません。
休憩するのも仕事のうちで、休憩時間は、タクシーについているメーターが自動計算してくれます。
車を動かさなかった時間が、休憩時間として、集計され、自動で報告されるしくみです。

雨もあがったのと、夕方で人の動きも少なそうなことから、19時50分から20時半まで1時間40分の休憩をとります。

これで、夕食休憩とあわせて2時間休憩したので、法定休息時間のシバリも解けたので、あとは残った時間、思いっきり働けます。

今夜の作戦は、地元西日暮里です。

昼間の状況を見ても、空車タクシーが余っています。
繁華街や駅前はタクシー墓場になっています。

なので、銀座など、夜の繁華街にいっても、個人タクシーや絶妙な場所に着け待ちしているタクシーにお客様をとられてしまいます。
絶妙な着け待ちとは、お客様が歩いてくる交差点や幹線道路、高速の入り口付近です。

なので、今夜は回転が良い西日暮里で営業回数を増やしていこう、という作戦です。

この西日暮里作戦、21時半~1時までの間で9組のお客様にお乗りいただくことができました。
正規のタクシー乗り場ではないので、長距離のお客様は少ないですが、着け待ちしている時間が少ないので、
営業効率ではナカナカあなどれないところがあります。
お客様も、正規の乗り場は、数十分もお客様を待っていることを知っているので、私のいるインチキの着け場所には、正規の乗り場から乗ったのではココロ苦しいと思った短距離のお客様が乗ってこれらます。
特に今夜は深夜バスが走っていないので、今夜はこの場所はホットで回転率が良いです。

終電がおわってしまったので、駅でのつけまち営業もオシマイ。
今日は土曜日、レアな飲み屋街で遊んでいたお客様を求めて移動、王子で上板橋までのお客様をゲッツできました。とてもありがたいですね。

このお客様をお送りしたあと、昨日オープンした新丸ビル、銀座をまわりましたが、すでに待ちは空車のタクシーであふれかえる、「タクシー墓場」になっていました。

営業する気もうせて退散。

営業回数30回、営収は、あとお客様2組で40000円、というとことでした。

そのうち、660円のお客様が12組、
夜の西日暮里からお乗りいただいたお客様が9組でした。

次回の出番は5月1日、連休の飛び石の平日です。
この日は休日にしている会社も多そうなので、ヒマな一日になりそうです。
何か対策を考えておかなくては..

乗務47日目:R60000

会社の研修会があって、30分遅れての出庫です。
30分遅れて出庫したから、30分遅れて帰庫してもよいのか?
というと答えはNO。
だから、今日は戦える時間が30分少ないのです。

さて午前中、出庫遅れながらも順調に数字を重ねていきます。
金曜日と違って木曜日は、交通量(その大半がタクシー)が少ないので、流し営業もやりやすいです。

東京メトロ東西線が運転見合わせ。
子供さんの検診の予約時間に間に合わないと、私のタクシーに乗り込んできてくださいました。
茅場町から早稲田まで。ありがたいですね。
ナビで目的地をインプットして出発進行すると、なんやら怪しい標識が。
早稲田通り、「この道は0-12時までは進入禁止です」と神楽坂にて。
なんとナビが進入禁止の道を堂々と指している。これは困りました。
なんとか若干遠回りして、目的地にはたどりつけたので、まあ、良かったのですが。

午前中、8時半~13時半までの営収は14340円(営業回数12回)。
12時までの目標が10000円なので、ナカナカ良いペースになりました。

昼食はコンビニの弁当を公園で食べて1時間10分の休憩。

午後は雷雨、にわか雨があがったところでスーツケースをひきずった女性のお客様、
「ティーキャットお願いします。」

ティーキャット、なんじゃそりゃ、お茶を飲むネコかい?
と思っていたところ、
箱崎にある、ということなので
Tokyo City Air Tarminal でT-CAT、だとうことがわかりました。
(勉強になりましたぁ)

17時の時点で、営収は20270円(17回)
17時までに20000円が60000円突破の必勝パターンらしいので、
今日はこのパターンにかろうじてのっかっています。

夕方からは、オフィスから飲食店に向かう人をねらって、大手町、丸の内を流して、
夕食(21時)の時点で、営収31360円(26回)

夕食はいつもの「なか卯」で食べて、休憩1時間。

夕食休憩明けの22時から3時までの5時間で、1時間で6000円の営収をあげると、61360円、と、
タクシーに乗ってから初めて6万円を突破できます。

22時過ぎ、もう深夜なので、ご自宅までタクシーを使ってくださるお客様に、お乗りいただくことが、
営収をあげるポイントです。

22時、芝公園から高島平まで(高速使用)
23時半、京橋から中野坂上まで(高速使用)
LPGガスが残り半分になったので、ここでスタンドにピットイン。
0時半、麹町から中野坂上まで(一般道使用)
1時半、銀座から府中まで(高速使用)

この府中の仕事が終わって、営収、58530円、あと1470円で、ずっと目標にしていた60000円です。
銀座で働くお姉さまを豪華マンションまで2組をお乗りいただければ、1470円は作れる数字です。

でも、この日は首都高速が代々木~三宅坂ま工事のため2km渋滞していて、府中から銀座に行くには時間がかかってしまいます。
お客様もいなくなってしまうし、会社に戻る時間も規定時刻より遅れてしまいます。

60000円をめざし、あと1470円のロマンを求めて、府中からの帰り道は、首都高を初台で降りて、眠らぬ街新宿でラストチャンスの、ひと稼ぎを狙います。

甲州街道、西新宿、信号待ちの時に、人影があらわれました。
お客様にちがいない、ウレシイ!
このお客さまに、お乗りいただけました。
行き先は「(新宿)区役所通り」とのこと。
区役所通りとは、歌舞伎町です。

歌舞伎町は、路上駐車の車と車道を通るタクシー、その間を縦横無尽に歩行者が通る、眠らない繁華街です。
道端で背を丸めてたたずむ、「ボクシングの亀田一家大好き系」の人たちとは、目を合わせないように、
慎重に慎重に進みます。やがてお客様は歌舞伎町の真ん中でお降りになりました。1140円。

メーターで累計金額を確認すると、59670円。あと330円で60000円突破。
ですが、もう、時間が、ありません。

お客様を乗せてもいないのに、メーター押して、60000円を突破させちゃおうか?
いえ、ダメです、そんなことやっちゃ、ダメです。

洗車ののち、会社に戻り、精算作業に入ります。
メーターからフラッシュロムカードを抜き、パソコンに入れると日報がでてきます。

パソコンから出てきた日報では、

今日の総営収、60030円。

なんと6万を超えています。

午前の早稲田までのお客様が、「愛の手帳(障害をお持ちのかたの)割引」が360円あったので、メーターの累計金額は、実際の営収よりも360円少なく計算されていたのでした。

かくして、乗務47日目にして、初めて営収60000円突破となったわけであります。

帰宅してから、お祝いにビールを飲んじゃいました。
中央高速で府中までのロングのお客様に感謝して、中央フリーウェイで見えるビール工場のビールです。

流し営業で60000円突破、という一つの目標がクリアできました。
この目標がクリアできたら、ホテルや駅などでの付け待ち営業を解禁にしようと決めていました。

さっそく次回から、ガンバルゾ!
と思ったのですが、次の出番はゴールデンウィーク初日の4月28日土曜日。
ゴールデンウィークは、タクシー商売がむなしくなるほどヒマだそうです。

私は、相性のいい文京区、北区、台東区、荒川区、板橋区、豊島区、足立区の城北営業で、
ゴールデンウィークはディズニーランドに行かず、家族でガストに行って過ごす、という
聡明な皆様の足になりたいと考えております。

給料日:さびしい労働報酬

今日は給料日。
3月の年度末の繁忙期の乗務分ですが、欠勤1日、乗務中に営業放棄1回と、計2日分、営収がすくないです。
12勤務のうちの2日なので、給料の6分の1が少ない、という計算になります。

で、いただいた給料は、手取りで、20万円をわずかに超えました。
やっぱり、12勤務、フルに働かないといけませんね。

予定では今回の給料から、毎月の収支を黒字に転化させるはずでしたが、
残念ながら、今月も、赤字です。

赤字でも、食費は、もうこれ以上は削りません。
これ以上削ったら、ストレスで気がおかしくなります。

早く、一人前の仕事ができるようになって、一人前の営収をあげて、一人前の給料をもらいたいよー!

と思って、3ヶ月、働いてきました。

3ヶ月経てば、タクシーの隔日勤務にもカラダが慣れて、道も覚えて、営収が上がり、給料も上がる

と思って、自分を信じてここまでやってきましたが、ウーン。

まだまだ、ツライ、ところ。

道もそれほど覚えていないし(休みの日はほとんど眠っていて勉強していない)、

接客も運転の技術も良くなっているとは思えませんです。

カラダもタクシーの隔日勤務に慣れず、毎日、時差ボケとの戦いで乗務がはじまっています。

で、3ヶ月目が手取り20万。(休み2日)

自分が続けられる職業なのか(つまり自分に向いていない)のか、
自分の努力不足なのか(これは確かに思い当たるね)

こうして、ガンバッテいるけど、営収があがらない私ですが、職場では、いろんな人が、私の営収が上がるようにアドバイスを下さいます。

会社では、直接指導に当たってくださる先輩のほか、
休憩する公園が一緒の先輩、
流している場所でよく合う先輩、
社内の勉強会を一緒に受講した先輩
たまたま一度、一緒に仕事をしたのが縁の先輩、
ロッカーが近くの先輩

他にはインターネットの新人タクシードライバーのブログで知り合った人

など

なんで、こんなにも沢山の人が、私を応援してくれるのか、
不思議でもあり、ありがたくもあります。

こうして応援してくれる先輩のために、
ではなくって、自分のために、自分の生活のために、
もっと健康に、コンディション作りに気づかって、
頭を使って営業して、
営収をあげて
給料を沢山もらえるように、なりたいなあ。

と、書いてみましたが、これじゃ、イチロー選手の小学生の時の作文の
足元にもおよびませんね。

じゃあ、どうすればいいのか。

・良いコンディションで仕事に臨む
・苦手な場所(港区:特に六本木、麻布、赤坂)を克服する
・クルマの中で、眠れるように図太くなる
・勤務の明け番の日に、仮眠後、前日の乗務の復習と地理の勉強をする
 そのためには、昼寝を必要としない、深い仮眠が必要

これらがうまくいくようになると、営収があがる気がします。
とにかく、あと3ヶ月、半年で一人前になれるように、一人前分もらえるように、
ちょろちょろとがんばってまいりますです。

明け番日:眠いよ、眠いよ

会社から帰り、一杯ひっかけて仮眠。
昼ごろ起きて、お弁当を買いにいきます。
いつものパターン。
お弁当を食べると、やっぱり、今日も、眠いです、眠いです。

でも、ここで眠ってはいけません。
昼間起きていて、その分、夜、ぐっすり眠る、という、タクシー運転手の隔日勤務の体内時計をつくるためです。

ほんとうは、地図を見たりして、タクシーの勉強がしたいのですが、眠くって、それどころではありません。
頭やカラダをつかう作業はできないので、録音しておいたラジオ番組(コサキン)を聞きながら、ボーっとすることにします。

でも眠いです。19時になったら、眠ってもいいこと、にします。

夕方、風呂に入ります、カラダがあたたまって、すこしは眠気がふきとびました。
でも風呂上りのグッタリ感が、おそってきます。

「パトラッシュ。。。眠いよ。」

ベットにはいったのが17時ごろ、それから、記憶が、ありません。

22時、目が覚めましたが、それからも眠り続けることにしました。

今日も「昼寝をしない」という目標は、達成できませんでした。

乗務46日目:寒いぜ月曜日

今日は不思議な日でした。

会社を出て10分後、高速で天王洲アイルまでのお客様。
お客様をお送りしたあと、都心をめざしていると、品川で大手町までのお客様。

「午前中で10000円」が営収目標なので、営業開始から1時間、この2回のお客様で、8000円近くの営収をあげてしまいました。

今日は順調すぎる滑り出し、営収も初めての60000円台に届いちゃうんじゃないの~と、気分もちょっぴりウキウキです。

こういうときに、数字を伸ばそうとして、滅茶苦茶な運転をしてはいけません。
営収をあせって運転するのは事故とトラブルのモトです。

特にこの時期、新年度の4月。

道路を運転しているのは、一般車両では、新人や転勤の人、タクシーでも新人さんが多いです。
慎重に、安全にがイチバンです。

さて、順調に始まった1日ですが、今日は月曜日、やっぱり月曜日でした。

午前中、お客様がなかなかみつかりません。
外を出歩いている人もとっても少ないです。

途中、お客様のお忘れ物に気が付いたので、降りたお客様が入っていったそばやまで、忘れ物を届けにいったりもしました。

14時から休憩をとることに、ここまで営業回数7回、営収は13000円。
午前中の数字としては、出来すぎですが、営業回数が少ないです。
(やっぱり午前中で12回は越えておかないと)


15時から営業再開。15時台2組、16時台3組、と、なかなかのペースです。
しかし、17時台、お客様を1組も乗せられませんでした。
17時台は、オフィスから飲食店に行くお客様をゲッツできる、いい時間帯なのですが、今日はダメです。

空車で1時間半走ったあと、18時代に2組、19時台に1組お乗りいただいて、20時になりましたので、休憩にします。

15時から20時まで約10,000円。1時間あたり1000円、歩合給に直すと時給1000円です。
ヤバイです。

月曜日で夜の部はヒマな日ですが、ここで踏ん張って、タクシーの神様に、頑張っている姿を見せておいて、良い(=長距離の)お客様をゲッツしたいところです。

21時半、休憩終了。

いつもどおり、銀座1丁目~3丁目に来ました。
が、ここで道路工事が3~4箇所。いつも流しているコースが使えません。
工事箇所では、警備員の赤いビームサーベルで車が誘導されてしまうので、
流し営業のテクニック、前のタクシーと車間距離を開けたり、わざとゆっくり走ったり、というのが使えません。
こうしたテクが使えなければ、お客様は、いい場所に止まって待っているタクシーや個人タクシーに乗ってしまいます。
銀座4丁目から外堀通りの客待ちタクシーの列は銀座1丁目まで続いています。
これは、客待ちタクシーが多い=お客様が少ない、ということでもあります。

ということで、銀座をあきらめて、湯島に向かいます。
途中で岩本町までのお客様をゲッツ、行きがけの駄賃です、なんかいい予感。

期待の湯島ですが、すでに空車タクシーがあふれています。
今夜はどこの繁華街も、お客様が少ないことを察知しました。

こんなときは奥の手、西日暮里で地元営業をすることに。
0~10分の待ち時間で、私のタクシーにお客様がご乗車いただき、
2時間30分で、4回、9000円の営業ができました。
行き先は荒川区内が2回、神楽坂、半蔵門、でした。
(なぜ、神楽坂や半蔵門に帰る人が、西日暮里で飲んでいるのでしょう?)

1時になりますので、銀座の飲み屋街(5~8丁目)に向かいます。
が、途中、丸の内でお客様、門前仲町まで。
1時だというのに、丸の内にはタクシーを待っているお客様がチラホラ。
門前仲町のお客様をお送りしたあと、スケベ心を出して、丸の内を流してみましたが、
新丸ビルの工事関係者の方を除いては、人影はありませんでした。

もう2時近いですが、銀座に入ります。
銀座5~8丁目は、お客様がいないので、行き場を失ったタクシーが「おあずけ」状態で列をつくっています。
私は運良く、ここで、2回、営業ができました。御徒町、中央区内と、長距離ではありませんでしたが。

営収はあとお客様2組で40000円に届く、という結果。
月曜日は寒いですね。
月曜日は夜の休憩を短めにして、早い時間帯で数字を作る、とかいう作戦を考えたほうが、いいかもしれませんね。






乗務45日目:坂東太郎をひとまたぎ

今日は入社以来、初めて出番変更をしました。

用意してくださったクルマは、なんとも4月になってから、初めて使うクルマだそうで、
ホコリや植物のクズで汚れています。
ワイパーのゴムは引きちぎれていて、ブーラブラ。

カーナビは使っていると突然「ディスクが読めません」と白旗を掲げたり、
あるいは機能設定をしようとするとリモコンが使えなくなったり....
カーナビが使えないと、都心では、仕事になりません。
(北区、荒川区、足立区なら、カーナビいらないんだけどネ、エヘン)

そんなんで、午前中の仕事のスタートが遅れて、仕事の効率も悪くって、
12時をまわったときには、目標の10000円をどっぷりと下回っております。

昼食休憩は13時以後にとりましょう
(12~13時台はタクシーも少なく、人の動きが多いから)

というアドバイスをいただいたので12時過ぎに都心をブラブラしてると、
次々とお仕事がつながっていきました。

大手町→日本橋、築地→錦糸町と、下町にクルマはながされました。

こういくときは、ケセケセラー(ケ・セラ・セラね)と、流れにまかせてクルマを流すと、
錦糸町→八広

ここまで来ちゃったら、これ以上、都心から遠くにはなりたいくないやね。
クルマを都心に向けて走りはじめると、

向島→蔵前
ヤッタ!隅田川を越えて都心が近づいた。

昼食を食べようと、蔵前、御徒町、秋葉原、岩本町、神田近辺のコインパーキングを探しましたが、金曜日の昼時、どこも満杯。

昼食に、ありつけず。昼食を求めるランチゾンビ。
でも朝は吉野家で特朝定食を食べているので、おなかの減り具合は、もうちょっと大丈夫。

開き直って、もう一仕事、日本橋→丸の内、14時半、ようやく都心にもどれました。

営収も10000円まで、あとワンメーター。
ちょっとさびしい、キビシイペースです。

さて、ランチ。食事をしなくては死んでしまう!

しかしコインパーキングが満杯なのは、新橋、虎ノ門地域も一緒。
ランチゾンビは、コンビニで冷やし温卵うどんと1日分の野菜の入ったジュース、を買って、いつもの公園で東京タワーを見ながら、14時45分、ランチタイム&休憩時間。

16時から営業再開。
狙いは取引先から会社に帰るビジネスマン、そして、飲み会にいくビジネスマン、という平日の定石。

16時台、17時台、順調にお客様がつながりました、でも、順調なことだけが続かないのが、ドラマとタクシーと人生です。

悪夢の18時台でした、私知らない行き先を目指して慣れない道にお客様の指示で入っていきます。
「そこ左曲がってよ!」って突然、お客様。
交差点に入ってから言われても曲れませんよ~。
お巡りさんもジロジロ見ているし。
仕方なく迂回走行をしたところ、した時点のメーター料金よりも安い料金に蹴り倒されました。

千兵衛・ショック!

ココロのユトリを取り戻す前に、次のお客様。
今度は知っている道、良く知っているつもりの地下鉄の駅まで。
今いる道をまっすぐ走るだけだ、と、軽く思っていたところ、スピードを出しすぎて、お客様の希望の場所を通り過ぎてしまう。基本的な接客ミス。確認ミス。

千兵衛・ショック!PART2

10分間で2つのショックを受けたココロは立ち直る時間が必要。
金曜日の18-19時台、飲み会に行くお客様が沢山タクシーに乗ってくださる時間ですが、
ココロの平和を取り戻すため、30分休憩、そして社会復帰。

2組のお仕事が済んだところで、20時を回ったので、夕食&夜の休憩。
ロングのお客様をゲッツするための縁起メニュー、肉うどん、温たま、サラダで、夜の戦場への栄養補給。

さて、夜から深夜の部。金曜日の最もアツイところ。
いままでの営収は20000円、目標よりは10000円不足。

21時45分、休憩を終えて、銀座に向かいます。
ライバルであるタクシーの多さにあぜん。(いつものことですが。)
銀座をあきらめて、かつて私がサラリーマン時代に勤めていた京橋に行ったところでお客様、ゲッツ。
高速に乗って、世田谷区は桜新町まで。

玉川通り、六本木通りは渋谷、六本木で渋滞しているので、高速道路でぴゅんともどってきました。
上野・湯島をちらりと流してみますが、こちらもタクシーがあぶれている状態。
来週オープンの新丸ビル前を通ってもお客様の気配なし、

なので銀座に戻ります、0時を回ったところでお客様をゲッツ。
高速で世田谷区は駒沢まで。渋滞もあったので、0時50分にお客様をお送りしました。

ここも、一仕事終えて高速をピュンと乗って銀座にまっしぐら。
高速の出口には、すでに3台のタクシーが信号待ち。

先輩タクシーの後について勉強気分で、乗車禁止区域と自動車進入禁止の呪縛がとけた銀座のスナック街を流します。

先行する3台は道路で手を上げるお客様を無視して通過。

ヒドい奴らだ(2台は個人タクシー)と思いながら、わがタクシーを止めます。
和服の女性とスーツ姿の男性。
「一人(女性)は西日暮里、もう一人は取手の先まで」
で、「取手の先」とは、なんと茨城県の龍ヶ崎。
水戸街道をひた走り、タクシーで初めて坂東太郎(利根川)を超え、福沢さん2枚を超える大仕事になりました。

結果、夜の世田谷2回と龍ヶ崎に助けられて、5.5万円まであとワンメーター、の営収となりました。

金曜日としては一般的には物足りない営収らしいですが、個人的には、朝と夕方にドタバタしたわりには、坂東太郎越えのおかげで、仕事したって気分に浸っております。

※20時間分の出来事を軽くまとめてみようとすると、いろいろあった日は長文になってしまいますね。
 次回からは短くしましょっと。


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プロフィール
HN:
千兵衛
年齢:
54
性別:
男性
誕生日:
1969/09/26
職業:
新人タクシードライバー
趣味:
草野球
自己紹介:
転職してタクシードライバーを目指しています。
夢はでっかく、目標月商100万円。
好きな交差点名は「こんにゃくえんま前」
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